眠らない瀬戸内海。漆黒の中、船は行く。

瀬戸内海がきれいに見える時間帯は?その昔、船会社に勤めていた年長の友人は、「朝日を見るのなら広島や岡山側から。夕陽を見るのなら、絶対に四国側から。光の煌き具合がいいんだよね。それも、船上から見てもらうこと。船は、f分の1(昔、流行りましたよね)の揺らぎを体感できるので、すごくリラックスして海を眺めることができるよ」と。

我が家は、瀬戸内海が一望できる海沿いのマンション。朝な夕なに瀬戸内海を眺めていますが、瀬戸内海は日によって、時間帯によって表情を変える魅力的な女性のよう。(因みにイタリア語やフランス語では「海」は女性名詞。ある詩人は、海の中には母がいるとも言っています)

その表情の豊かさに飽きることがありません。

燃えるような、恐ろしいくらい真っ赤な夕焼けを見たこともあります。高松の我が家からの夕日は絶品。小槌、大槌の島に夕日が落ち、燃えるような赤がだんだんと紫がかって暮れなずんでいく様は、ベランダから無料で見ることができる絶景ハイビジョン映像。

でも、夕陽だけではないんですよね。眠らない瀬戸内海、これもなかなかお奨めです。周囲の住居の電気が消え、大方の人が眠りについている中、宇高国道フェリーの光が、漆黒の海の中を滑るように進んでいく。はるか彼方に見える岡山の明かり。女木島や赤灯台の光など、夜の海をバックにした様々な光。夜の瀬戸内海は、黒い衣装に、控えめにジュエリーをつけた「眠らない美女」のようで、昼間の瀬戸内海とはまた違う顔を私たちに見せてくれます。

さぬき人が選ぶ高松見所88選」に、

暮れなずむ瀬戸内海の素敵な写真の応募がありましたのでご紹介します。

瀬戸内の風景, 高松見所 固定リンク|.コメントもトラックバックも受け付けていません。
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